「2024 お楽しみ会」を開催しました
11月9日(土)、秦野精華園と希望の丘はだの合同で「2024 お楽しみ会」を開催しました。
今年もここ数年と同じく、外部のお客様はお呼びせず、利用者さんとそのご家族のみにご来場いただくアットホームな形式での実施です。
当日は、朝こそ風が冷たかったものの、お昼頃からは日差しが出てぽかぽか陽気に恵まれ、絶好のお祭り日和となりました。
イベントの様子をレポートします!

秦野精華園秦野市障害者日中サービスセンターの作品。
トトロについては、秦野市長賞を受賞しました。
開会式・オープニングダンス
開会式は、10時45分から体育館で行われました。まだ来場者はそれほど多くありませんでしたが、体育館の中はすでにワクワクした楽しい雰囲気で満たされていました。村瀬実行委員長の開会の挨拶から始まり、山下理事長よりお楽しみ会が無事開催できることへの祝辞をいただいたあと、ラポールセイカ山田店長の「いくぞー!」の大きな掛け声とともにお楽しみ会は始まりました。
開会式のあとは、続けて「Free and Fun Fitness」の皆さんによるオープニングダンスです。利用者さんやそのご家族も、音楽に合わせて楽しそうに体を動かしていました。おかげで模擬店オープンに向けて腹ごなしもバッチリです!

山下理事長

Free and Fun Fitnessの皆さん

さあ、お楽しみ会の始まりだ!
模擬店・会場の様子
11時からは模擬店がオープン。
お祭りの定番、焼きそばには開始直後から長い行列ができていました。午前中は風が冷たかったので、里芋たっぷりで温かいけんちん汁も飛ぶように無くなっていき、提供してくださった日清医療食品さんは大忙しのご様子でした。
その他、塩とバター醤油の2種類から選べるポップコーン、あんことクリームどちらも美味しい今川焼、ケーキ(ショート、チョコ、抹茶)とシュークリーム(プレーン、チョコがけ)の組み合わせを選べるスイーツ盛り合わせ、我らがラポールセイカ製のたくさんのパンなど、お腹いっぱいになること間違いなしのラインナップ。利用者さんやご家族は、事前に配布されたチケットで食べ物を引き換え、好きなものを自由に召し上がっていました。ちなみにケーキは抹茶、パンはおじくまパン(チョコのおヒゲが凛々しいくまさんのパン)が一番人気だったそうです!
会場では、突然の音楽とともにフラッシュモブのパフォーマンスが。「さんぽ」や「マツケンサンバII」のリズムに合わせて利用者さんが踊ります。このサプライズ企画はオープニングダンスに続き「Free and Fun Fitness」の皆さんにご協力いただきました。

開店直後から焼きそばに大行列

けんちん汁といちごメロンパン。美味!

会場を盛り上げるフラッシュモブ
希望の丘はだのからもお店を出店

人気は利用者さん考案の「二刀流パン」

丹精込めて育てました

手作りの小物はいかが?
ゲームコーナー・くじ引き
体育館の一角には、皆さんが楽しめるゲームコーナーを設けました。射的、玉入れ、サイコロじゃんけんから好きなゲームをひとつ選んで挑戦してもらいます。的に当たった回数(玉が入った回数)が多ければ多いほど景品が豪華になっていくという仕組みで、じゃんけんに見立てて「グーッド賞」「ピース賞」「ハイタッチ賞」があり、タオルやペンケース、タンブラーなどがもらえました。利用者さんは、射的の銃をキリッと構えて的を狙ったり、サイコロを転がしてじゃんけん勝負を楽しんだりしていました。
また、利用者自治会によるくじ引きコーナーも設けられました。これは利用者さん専用のくじ引きで、文房具やお菓子の詰め合わせなど、1等から3等までの賞品が当たります。受付は当番の利用者さんが担当しましたが、皆さん真剣に自分の仕事をこなしていました。

よーく狙って、バン!

どんな景品があるかな?

くじ引きは利用者さん限定です
体育館ステージその1
12時からは、地域生活支援課の利用者さんで結成されたグループ「わくわくパラダイス」によるパフォーマンスが披露されました。
思い思いの衣装に身を包んだ5人は、Snow ManやHey! Say! JUMP、TWICEなどのヒットソングに合わせノリノリでダンス!お互いに目配せをしながらフォーメーションを入れ替えたり、難しい振り付けも難なくこなしていました。ステージを見守る観客からは推しへの声援が飛び交い、まるで本当のアイドルイベントのよう。はじめは緊張がありつつも、最後はキラキラの笑顔を見せてくれた「わくわくパラダイス」の皆さん。ポップ&キュートなパフォーマンスで、お楽しみ会に華を添えてくれました。

本番前も一緒にいた仲良しさん

笑顔をもらえる元気なダンス!

職員もシャボン玉の演出でお手伝い
体育館ステージその2
13時からは、チャレンジセンター生活介護事業所「ひびた」の利用者さん16人と職員10人による合奏が行われました。
この日のために一年間練習を重ねてきたとのことで、気合はバッチリ。ウィンドチャイムやマラカス、タンバリン、ウクレレなど、一人ひとりの個性に合わせた楽器を奏でます。予定の曲数を終えた後、どこからともなく「アンコール!」の熱烈な掛け声が。期待に応えて演奏された「世界に一つだけの花」では、客席側からも歌声が響いていました。
13時30分からは、職員3人によるバンド演奏が行われました。歌声自慢の職員たちは、スピッツや菅田将暉、あいみょん、嵐などの人気曲を次々披露。途中、アコースティックバージョンで演奏されたマツケンサンバIIでは、事前に配られた手作りのサンバ棒を使って「オ・レ!」のタイミングで決めポーズをとる観客の姿も。利用者さんがステージに飛び入り参加する出来事もあり、会場全体で楽しい空間をつくる素敵なコンサートとなりました。

ただいまスタンバイ中…

一曲、一曲に心をこめて

「アンコール!」「アンコール!」

歌声自慢の職員たち

これは…サンバ棒!?

フィナーレは会場全体で大はしゃぎ!
抽選会
そして最後はお楽しみの抽選会!
利用者さんは各課に戻り、それぞれの室内からモニター越しに抽選を見届けました。抽選は6等から発表され、順位が上がるごとに賞品が少しずつ豪華に。次第に前のめりになったりお祈りをする利用者さんが増えていき、当選した方への拍手や惜しくも当たらなかったときに漏れる残念な声など、抽選会ならではの興奮で盛り上がりました。今回は、なるべく多くの利用者さんに喜んでいただけるよう、特別賞まで用意していました。当選した皆さん、おめでとうございました!

果たして1等は誰の手に!?

どうか当たりますよーに!

また来年をお楽しみに
当日の様子はいかがだったでしょうか?
記事ではご紹介しきれませんでしたが、今年も家族会や後援会、ボランティアの皆さまのご支援・ご協力、地域の皆さまのご理解のお陰で無事に開催できました。秦野精華園・希望の丘はだの「2024 お楽しみ会」は大盛況でした。
ありがとうございました!
